お上品。

2016年02月05日 06:34

実際にPoserでレンダリングしながら仮テクスチャを調整していくわけですが、
サンバーストの色味とボケ具合を決めるのがいつも難関だ。
個体差の多いカラーリングだし、正解は無いと思うけど個人的にはボカシの滑らかなものを好みます。
ストラトというかFenderはサンバースト(2or3カラー)だけ用意してりゃOKのような気もするので意外と重要かもな。

fst_wip08_01.jpg
今回は62年タイプなので3カラーサンバーストで。
60年代のヴィンテージ資料や写真ばっかり見ていたせいか、
ピカピカ新品風のストラトが新鮮に見えます、ただ色味的にはちょっと退色した感じになってるかな、
赤い部分の彩度を上げたらはっきりとした3カラーサンバーストになるかもしれないけど
今ぐらいが丁度好みなのでこれで行こうかな、などと。
それに、彩度の高い赤って扱いにくいので逃げのために彩度を落としています。
やっぱ薄めのサンバーストがお上品だな。
自分のイメージに近付いていくテストレンダがとても楽しい。

前回のメタセコwarabiレンダよりもネックのトラ杢を抑えてメイプルテクスチャを作り直したので
より普通っぽくなったんじゃないかな。
テレやストラトにはあんまり豪華さは必要無いのかもな、と思ったり。
ローズ指板のネックは塗装・未塗装の境目の処理が悩みどころ。
もう一枚マスク画像を作って艶の有無を設定しようかな。


fst_wip08_02.jpg
満を持してのストラトですからそりゃ気合も入ってますが
作ってる感覚とすればプレベ作ったときとあんまり変わらない、と思って比べてみたら。
ギター・ベース共に62年仕様なのに、作った時期の僕の考え方の違いでしょうかマテリアル的には別物ですね。

年齢的に地味なものが好きになってきたというのもあるんでしょうが、地味と言うか華が無いと言うか。
おそらく世界中でもっとも見慣れてる、見慣れられてるギターですから毒々しさのかけらも無い
と言うかやっぱりギター自体がお上品なんですよね。
なんか身内にも見せられないようなとんでもないものを作っているという背徳感などはまるで無し(笑)
堂々と「3DCGでギターを作るのが趣味なんですよ。」と言える安心感。

しかしまぁ何十年も見慣れてるけど見飽きない恐ろしいデザインバランスだと思います。
テレキャスター、ストラトキャスター、プレシジョンベース、ジャズベースが超メジャーなのは
機能美が極まってるからなんだろうな、多分どんな場所に置かれても誰が使っても違和感は無いんだろう。


なので。

fst_wip08_03.jpg
スピーカーを読み込んで無造作に置いただけでもなんとなく絵になってしまうという良いギター。
PA屋のおっちゃんに「こんなとこにギター立てかけるんじゃねぇ!」って怒られるドラマが想像できます(笑)
小物をいっぱい作って静物的なピンナップもストラトなら絵になりそうですね。
やっぱりいいよなストラトは。
ただメジャー過ぎるギターの運命でしょうか、丁寧に作れば作るほど普通の仕上がりになってしまうという。

フェンダー・ジャパン(笑)


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