チープで行こう。

2012年10月01日 00:31

SGジュニアの配布の時に「ついでにメロディ・メーカーでも作ろうかなぁ。」なーんて言ってましたが、
作りました。
ボディもネックも久々に新規モデリングなのにあっさり形になるのは完全な左右対称のせい。
過去作の手直しより楽ですわ(笑)

mmw_wip01.jpg
使用パーツはSGジュニアとほぼ同じで共通項が多いのに
なぜか異様に安っぽいルックスでホントにGibsonなの?的なステキギター。

実際に大音量で鳴らしたことが無いのでなんとも言えませんが、
ミニアンプで鳴らす程度の音量なら結構いい音がした記憶があります。
ピックアップは《PU-380》というシングルコイルで見た目は安っぽいけど
同じGibsonのシングルコイル《P-90》よりも軽快な印象だった。
これはこれで値段なりにしっかりと成立してるギターだと思いますねぇ。
現行品のポールピースの付いたシングルコイルが乗ってるやつはジャリジャリ感が強くて好みじゃなかったなぁ。

メロディ・メーカー(以下MM)が登場するのが1959年、
発売当初はレスポールのようなシングルカッタウェイのボディでした。
そしてダブルカッタウェイのボディになるのが1961年。
さらに数年後(正式な年度不明、63年かな?)ボディシェイプが若干変わり、
ジョーン・ジェットが使っている有名な形になります。
ボディシェイプは改悪だと思うけどハイポジションの演奏性を高めるための改良という感じですかね。

そして、1966年にはSGのボディが流用され、ある意味楽器として洗練されたMMになります。
ところが、SGボディのMMは行き過ぎた進化だったようで70年代に入るとMMという名称は無くなり
SG-100やSG-200という見た目に安物っぽいギターへと逆戻りします(笑)


今回作るのは61年から採用されたダブルカッタウェイでピックアップは一つのモデル。
レスポールのシングルカッタウェイ部分をそのまま左右対称にした感じのダブルカッタウェイ。
MMにはピックアップが二つ付いた《D》モデルもあってダブルカッタウェイのDoubleと混同してややこしいですな。
とてもバランスのいいギターなんだけど、ネックジョイント部分がもっさりしすぎで安っぽいのと
コストカットの定番とも言えるピックガードに全部乗せ、のせいでジャックの位置がとんでもなく邪魔。
まぁ、常に何かが犠牲になるのがギターデザインとも言えますけども、
ジュニアグレードとあえて差を付けるための配慮なのかもしれません。

ちなみに当時の価格を見ると。
1961年のMMが$109.50、ピックアップが二つのMM-Dが$147.50
同年のSGジュニアが$147.50
感覚的にMMが現在の5~6万円程度、MM-DとSGジュニアは7~8万円程度でしょうかね。
MM-DとSGジュニアが同価格ってのは非常に悩ましい選択だと思います(笑)


パーツ類はほぼSGジュニアのものを使用、
ストラップピンは形状からしてアコースティック系の軽いギターなんかに付いてる樹脂製のものだと思います。
ピックガードのネックジョイント付近にMELODY MAKERって文字が入るんだけどどうやって処理しようかな。
ボディ厚はSGなどと同様の35mm、ネックの仕込み角は2度でヘッド角度は17度としました。

ネックジョイント部分の段差が多いので演奏性はスムーズとは言い難いかな。
ただ、ボディが薄くて軽いので慣れればレスポールよりハイポジションは弾き易いかも。
持った時のバランスもSGよりはいい感じだし、独断と偏見によりGibsonの隠れた名器と言ってもいいでしょう。

言い切っちゃった(笑)


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