ピンナップその二。

2009年06月18日 20:57

前回はポージングという切り口で作ってみたんですが、
今回は多少テクニカルに自作素材を盛り込んでオリジナリティを高めようという試み。
昔からモデリングとポーザーを両軸で活動してますので、こっちが僕本来の方向性でしょう。

で、メインはダイナミック・クロス(以下DC)でありまして、
制御の難しさや仕上がりの微妙さなどから敬遠されがちのポーザーの機能ですよね。
ただ、ポーザーのDCを絵作りの通過点と割り切って考えれば非常に便利で有効な機能なんですよねー。

特に、衣服をテキトーにモデリングしてもそれなりの結果を出せるのが素晴らしい。
d_shirts.jpg
このように、とてもテライ服を販売してるベンダーとは思えないようなモデリングでもそれなりに計算してくれるわけです。
当然のことながらさすがにこのままではどうにもならんので
DC計算後にもう一度ローポリに間引いてから再分割して滑らかにしたり、
見える部分の裏地を追加したりの追加モデリング的な加工を必要とします。
まぁ、絵のための一回限りのDCですから加工も手抜き天国なわけですが(笑)
ポイントは後々加工をしやすくするために全部四角ポリゴンで作っておくぐらいですかね。

で苦労したりしなかったりの途中経過を思いっきり端折ってDC服を着た状態でレンダリン。

p02_test01.jpg
大きめのカットオフなトレーナーをざっくり着せたかっただけですね。
エロのカテゴリーからすると《着エロ》てな感じでしょうかね、あんまり普段の絵と変わりませんが(笑)
裏地もちょっと質感を変えたものにして、切りっぱなし感を出すために布の縁を裏地からちょっと出して
毛っぽいトランスマップで抜きました。
前回のエントリで作った安podも目立たせるためにISOさんのV3メイド服のももバンドに装着して使用。
イヤホンのケーブルもDCで計算してますが、本来のケーブルの長さだとだるーんと長すぎて絵にならないので
大幅にカットして短くしてます。
余分なケーブル巻き取り機みたいなものを作って横に装着すればリアリティは増しますがスマートではないですよね。
テライユキが余分なケーブルをカットして自分でハンダ付けし直してジャストサイズにして使用、という設定(笑)
ケーブルぐらいならフォトショップで描いた方が早いですが、そこはそれポーザーユーザーの意地と言いますか見栄ですね。
このように(と言うには端折りすぎですが)絵を一枚作るにしては結構な作業量となってますが
それでも3DCG美少女ブームの頃の皆さんの苦労を思えばお気楽なもんですよね。
作業自体が昔より楽と思える分だけ最終的に2D絵としての完成度にこだわれるわけで、ポーザーさまさまでありますね。
ちなみに、修正用として使用したマグネットは30個を超えました、これはさすがにちょっとしんどいですね。

続きまして。
今回は背景を付けるつもりだったので久しぶりにレンダロのフリーを徘徊してまして、AerySoulさんのGrungeWallをゲット。
オブジェクト、テクスチャ、マテリアルとなかなかの出来なのですがノーマル使用では本来殆ど見えない部分の壁を使いたかったので
色々と改造してしまいます。

p02_test02.jpg
パイプのレイアウトを変えて本数も増やしてみたんですがパイプのUVが共通で全部同じ方向を向いちゃってますね。
何度も言いますが、本来壁の裏側の見えない部分なので作者を責めることはできません、つうことでもうちょっと改造。
先ほどのテライさんの各部を修整したものと合成するとこんな感じ。

p02_retouch01.jpg
まぁまぁ密度的にこんなもんではないでしょうか。
レンダ時にはマテリアルのAOノードを切って壁のテクスチャにAO的な影と汚しもちょっと追加、レンダ時間短縮ですね。
で、背景もろともどんどん加工して行くのですが、どうにも絵に緊張感が出ない。
というわけで局所的にこんな感じでエフェクトをかけて情報量を増やします。

p02_effect.jpg
見やすくするために白地に色の付いた画像ですが実際は透明レイヤーに色のみです。
本来はポーザーのライティングで背景まで含めたメリハリを付けるのが絵としては自然なのですが、めんどくせーのでしません。
あえてレタッチで自由気ままに加工をするので僕の絵は3DCG的じゃなく、塗った2D絵的な印象になるのかもしれません。
3DCGとしての正確な奥行きや色の変化をあんまり重要視してないと言うか結局2Dで見せるわけですからそれでいいじゃないか。
てな感じですね。
そして、これらのレイヤーの不透明度を調整しつつ、やり過ぎないように合成しますが多分やり過ぎてます(笑)
均一な背景ののっぺり感を抑える目的なんですが、僕的には絵で言うところの筆ムラみたいな感じですかね。
人物とは別に背景には背景のレタッチのやり方があるような気がしますが、普段は白バックなので気にすることは無いです。
背景込みの絵は毎回冒険なので毎回何をやったか覚えていません、書き残すことで今後多少は進歩するだろう。

はい、完成。
pinup02.jpg


AerySoul: GrungeWall(free)
Blackhearted: Low-rise Thong(Irina Adventuress)
ISO: MDGtband(MD Dress V3)

エフェクトを入れることで多少の不健康さが出せたように思います。
と言うか極端なヌードでもないしエロティックとは言い難いレンダリングだったのでエフェクトで色気を増幅したのかも。
「紫とかってなんかエロくね?」みたいなスゲー単純(笑)


静止画でDC服って部分にはまだまだ可能性を感じました。
コンフォーム服を作る手間を考えたらこれほど楽なことは無い。
ただ微妙に汎用性が無いので絵のための一点ものってのが現状ですね。
何をするにせよ努力と根性なのは変わりませんが(笑)

次のネタでも探すかねー。


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