TRI-4。

2014年06月07日 00:17

《TRI-4》と呼ばれるらしいブリッジですが、こんなに検索に引っかからないパーツも珍しい。
パーツの形状や構成から考えてシャーラーが関わっているのは明らか、しかし
OEM的なパーツはその性質上、なかなかその素性が明らかにならないのもしかたないところ。

シャーラー現行品の《3D-4》というブリッジを参考に辻褄合わせのモデリング。


興味深いサドル周辺の構造ですが、見た目はすっきりしているもののなんだか垢抜けない印象。
《3D-4》の試作品が《TRI-4》だと言われるとそう思ってしまうほど
《TRI-4》の弱点を改善したのが《3D-4》であるような気がします。


オレンジ部分のねじを回すとブルー部分三角のクサビが前後してグリーン部分を押し下げることで、
両端のガイドに沿ってサドルが上がるという構造。
多層的に細かいパーツが増えるのはベース用のブリッジとしてはよろしくないような気がします。
構造的に弦振動のロスが多そうなブリッジ/サドルのように感じますなぁ。

まぁしかしこういったいかにもメカメカしい構造ってあんまり見かけないですし、
80年代の未来観みたいなものも感じられてこれはこれで良いんじゃないかと思いますよ、3DCGですし。
それよりも問題なのは、ボディへのネジ固定位置よりボールエンド部分の後端までが長いので、
弦の張力に負けてブリッジ後端が浮き上がっている状態のものをいくつか確認しました。
《TRI-4》が消え《3D-4》しかない現状はそういうことだと思います。

ちなみに《TRI-4》ブリッジは《Victory Bass》以外にも後継機種の《Q-80/Q-90》や《Explorer Bass》
でも80年代末期ぐらいまで採用されています。


サドルのややこしい構造とブリッジの底にアールが付いている形状なので
六角やメタセコなどモデラーで調整するよりPoserでフィギュア化した方が簡単そうだったので。


ブリッジだけフィギュア化。
然るべき弦高と然るべき弦間隔に簡単調整。
モデリング途中にわざわざPoserでフィギュア化なんて二度手間の極みだけど、
モデラーでパーツごとにローカル座標や軸なんかを設定することを思えば
慣れ親しんだPoserを使うのはありだな、構造も見た目ほど複雑ではないので
ERCなんかも各所に仕込んで調整しやすくしました。
パーツによってはこういう二度手間なら良い。
余談ですが、ブリッジ部分はUV展開を終了してます。

乗り切った。


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