小物色々。

2014年06月02日 05:27

ピックガード周辺、ネックジョイントプレート、ストラップピンなどを作りました。


ピックガードは黒と白の5-ply、ピックアップは角を丸めた箱なので特に工夫なし。
ネックジョイントプレートはGibson特有のちょっと長いタイプのもの、
もうちょっと長くして6点止めぐらいにすれば安心度が増すんですけどね。
コントロール関連は、マスターボリューム/ベース/トレブル。
2つのミニスイッチは、ピックアップの切り替えとシリーズ/パラレルの切り替え。

今回の小物パーツではストラップピンが一番特殊かもしれませんね。
《Posi-Lock》と呼ばれるもので80年代のGibsonには結構採用されていました。
ストラップが外れにくいというのが売りなパーツなんですが、
裏を返せば、付けにくいし外しにくい。という微妙に有難迷惑なパーツでもあります(笑)
このパーツもシャーラー製というような記述をどこかで読んだような気もしますが、
信頼たるソースを確認していないのでよくわかりません。

まーモデリング的にはちょっとしたアクセントになっていいですけどね、
作るのは結構大変でした(笑)

残すパーツは一番難解であろうブリッジぐらいです。
構造は大体把握しましたが、いかんせん資料の少ないブリッジなので、、、。

弦のセッティングも面倒になるだろうなぁ。

TRI-4。

2014年06月07日 00:17

《TRI-4》と呼ばれるらしいブリッジですが、こんなに検索に引っかからないパーツも珍しい。
パーツの形状や構成から考えてシャーラーが関わっているのは明らか、しかし
OEM的なパーツはその性質上、なかなかその素性が明らかにならないのもしかたないところ。

シャーラー現行品の《3D-4》というブリッジを参考に辻褄合わせのモデリング。


興味深いサドル周辺の構造ですが、見た目はすっきりしているもののなんだか垢抜けない印象。
《3D-4》の試作品が《TRI-4》だと言われるとそう思ってしまうほど
《TRI-4》の弱点を改善したのが《3D-4》であるような気がします。


オレンジ部分のねじを回すとブルー部分三角のクサビが前後してグリーン部分を押し下げることで、
両端のガイドに沿ってサドルが上がるという構造。
多層的に細かいパーツが増えるのはベース用のブリッジとしてはよろしくないような気がします。
構造的に弦振動のロスが多そうなブリッジ/サドルのように感じますなぁ。

まぁしかしこういったいかにもメカメカしい構造ってあんまり見かけないですし、
80年代の未来観みたいなものも感じられてこれはこれで良いんじゃないかと思いますよ、3DCGですし。
それよりも問題なのは、ボディへのネジ固定位置よりボールエンド部分の後端までが長いので、
弦の張力に負けてブリッジ後端が浮き上がっている状態のものをいくつか確認しました。
《TRI-4》が消え《3D-4》しかない現状はそういうことだと思います。

ちなみに《TRI-4》ブリッジは《Victory Bass》以外にも後継機種の《Q-80/Q-90》や《Explorer Bass》
でも80年代末期ぐらいまで採用されています。


サドルのややこしい構造とブリッジの底にアールが付いている形状なので
六角やメタセコなどモデラーで調整するよりPoserでフィギュア化した方が簡単そうだったので。


ブリッジだけフィギュア化。
然るべき弦高と然るべき弦間隔に簡単調整。
モデリング途中にわざわざPoserでフィギュア化なんて二度手間の極みだけど、
モデラーでパーツごとにローカル座標や軸なんかを設定することを思えば
慣れ親しんだPoserを使うのはありだな、構造も見た目ほど複雑ではないので
ERCなんかも各所に仕込んで調整しやすくしました。
パーツによってはこういう二度手間なら良い。
余談ですが、ブリッジ部分はUV展開を終了してます。

乗り切った。

ひとまずはよし。

2014年06月11日 00:10

一通り作るものは作ったのでメタセコにて。


Gibsonにしては、と言うと失礼ですがGibsonの特にベースにしてはバランスが良さそうだなぁと感じます。
ヘッドは十分大きいんですがボディが意外とコンパクトなので余計に大きく見えますね。
ただ、大きいヘッドで14度のヘッド角度はかなり不安になります。
10度ぐらいで2x2の左右対称ヘッドだったらかなり落ち着いたバランスになりそうなのになぁ。

いろいろ気になったのでFender兄弟と比べてみました。


Gibsonのヘッドのデザインの野暮ったさが際立ちますが(笑)ボディのコンパクトさは良い感じ。
まぁメイプルボディなので小さくせざるをえないのかもしれませんが、
このコンパクトさならメイプルボディだとしても我慢できる重さなのかなぁとも思います。

ジャズベを鋭くしてプレベよりもコンパクトにしたようなボディは
《Gibsonらしさ》はさておき、70年代以降のGibsonデザインの中でもかなり優秀ではないでしょうか。
アッセンブリーが非常にダサいのが致命的ですが、比較対象がFenderなのが良くなかったかな(笑)
並べてみるとFenderのシンプルな機能美って別格と言うよりも異次元だなーと改めて思います。
バランス的にFenderに勝とうとするならばFenderに似せるしか無いような気がします。


これなら2x2ヘッドでちゃんとした22フレットか24フレットのネックに置き換えて、
アッセンブリーなんかはEB-3的なものに変えてブリッジももうちょっと頑丈なものにして
と考えると僕好みの邪悪なベースになりそうだなぁ。

などと妄想中。

テクスチャもまぁ。

2014年06月14日 00:20

全体的につぎはぎ感あふれるメイプルです。
毎度のことながらBlenderにてベイクしたものを色味やコントラストを調整して仮テクスチャに。


ボディはセンターと両ウィングという感じで左右均等に3ピース。
ネックは80年代のGibsonらしい3ピースで、ヘッド部分は5ピース。

とまぁ、80年代のGibsonとしてはそれなりなんですが、
ヘッドの天板には突き板を貼らずに単なる黒塗装だったり、
当然ロゴもデカールだったりと通常ならジュニアグレードなローコスト仕様。

《Fender的なもの=コストカット》という考え方がGibsonにあるのか、
意図的にコストカットした時のGibsonって驚くほど安っぽくなるんですよねぇ。
VictoryBassも俗に言うノーリン期のものですから仕方ない、と言うべきか。
今のGibsonなら無理だろうけど、Epiphoneからだったら再生産しそうな感じのベースだなぁ。

買いませんけど(笑)

カラバリ。

2014年06月17日 00:03

ボディに木目テクスチャを使用するのは一つだけで、
残りのカラーはすごく平凡な気がする。


《FerrariRed》と《Silver》はカスタムには無い色なのですがついでなので作ってみました。

《AutiqueFireburst》の色味の解釈が難しくなかなか決まりませんでした。
外周の濃い色は黒ではなく濃い茶色でアンティーク感なんだろうと思います。
もうちょっと木目テクスチャのコントラストを際立たせてもいいかな。
《AntiqueGold》はレスポールのゴールドトップとほぼ同じマテリアルを使用したんですが、
ボディトップにアーチが無いフラットな面なのでずいぶん安っぽい印象になる。
《FerrariRed》は80年代以降のGibsonではしばしば見かけるフィニッシュですね。
僕のフェラーリのイメージで朱色を濃く鮮やかにした感じにしてみました。

なんか、カラーバリエーション的にはバランスの悪いラインナップだなぁと思います。
まぁボディカラーは好みでいじってもらった方がいいんですけどねー。

特に書くこと無い。

サインはV。

2014年06月21日 00:11

いかにも80年代的なデザインだなぁ、などと思いながら作りました。
冷静に今の目で見るとデザイン的には結構アリなのかもしれないと思ったりもします。
30年近く経ってひと回りしたのかもしれませんね。
でも、当時のおぼろげな記憶でもダサい印象だったのは私が少年だったからでしょうか(笑)

80年代の熾烈な勢力争いには勝利できませんでしたが《Victory Bass Custom》です。

Victory Bass
今回もOneDriveへのアップロードです。

**毎回のご注意**
反射マップにPoser6以上のバージョンに付属の以下の物を使用・指定しています。
Texturesフォルダ内をインストール時から原形をとどめないほど大改造している人は読み込み時にご注意ください。

:Runtime:Textures:Poser 6 Textures:LightProbes:interiorLightFromSide.jpg

オフィシャルな資料が豊富ではない機種ですが、写真は多かったのでわりとうまく作れたと思います。
カラーバリエーションだけで他にお遊びの要素が無いシンプルなプロップですけども、
製作中に何度も書いたように素材としてのポテンシャルはなかなかのもんではないでしょうか。
とは言え、ここから改造しようとするのは僕ぐらいなもんでしょうから今回も俺得企画ですね(笑)

前回はノブの透明部分をプロップとしてペアレントしていましたが、
今回はプロップではなくフィギュア内の別パーツとして組み込んでいます。
どちらが良いのかはまだわかりませんが、多分、気にするほどの違いは無いと思います。
どっちでもいいという結論(笑)
作り手側の意見だと同一フィギュア内の別パーツという仕様の方が編集の手間は少ないかな。

そして今回より一部のマップに《.png》形式を採用しています。
白黒でグラデーションが少ないような画像は《.png》形式の方が容量が小さいという理由です。
大容量のメモリーを積んだ高性能マシンが当たり前の今の時代、気にするほどの違いは無いですが、
Poser素材を作るのなら軽量化の意識は常に必要だと思っています。

Poser7E、PoserPro2012Eでの動作を確認、Poser8以上での使用を推奨。
PoserPro2014では動作確認していませんが、致命的な問題は無いと思います。
DazStudioでの動作確認はしておりません。

ペグは、ポーザーに付属のPythonスクリプトを呼び出してランダムにくるくる回る仕様です。
必ずギター本体を選択してからPZ2を適用してください。



デザイン的にはもっと評価されてもいいようなベースだと思うんですが、
パーツ類の仕様やら設計上の詰めの甘さなどから高評価は得られないんだろうなぁなどと改めて感じます。
過去の遺産の再生産ばっかりが目立つ現在のGibsonを見ていると、
こういった日の当たらなかった機種を供養することこそ必要なんじゃないかなぁなどと。
まぁ、このVictoryBassを2014年に最新の設計でリファインしたとして「ダサいな。」と
ユーザーに一刀両断されることは目に見えてますが(笑)

50年代のギターならば《不具合》が年代的な技術力も鑑みて《味》と大目に見られる場合が多いんですが、
80年代のギターになると《不具合》が往々にして大量生産が故の《手抜き》である場合が多くなり、
どうしても評価の上がらない部分だと思います。
80年代のギターは、それなりのデザインを楽しむ年代ですかねぇ。
僕も3DCGでモデリングするだけなので80'sデザインを楽しんでるだけのような気がします。

さすがに木材を削って作る気にはなれんわ(笑)


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