初期カスタム。

2012年12月05日 04:27

1954年にレスポールの上位機種として発売されたのがレスポール・カスタム。
現在配布している50年代のカスタムはハムバッキングピックアップが開発された後の57-60年タイプで
今回のカスタムは54-56年タイプということになります。

54-56年の間にコントロールノブ以外の大きな仕様変更は無いので一本でまとめます。
前回作った56年モデルのトップ面を57-60年タイプのボディに移植して
フロントピックアップは《アルニコV》ピックアップ、
ペグはクルーソンの《VX-501》へ変更します。
コントロールノブは56年にスピードノブからハットノブに変更されるのでジオメトリチェンジで入れ替え方式。

まず型番P-480、通称《アルニコV》ピックアップ。

lpc56_wip01_01.jpg
海外ではステープル(ホッチキスの針)ピックアップなどとも呼ばれていますね。
アルニコというのは合金の一種でアルミ、ニッケル、コバルトの元素記号を並べたもの(Al-Ni-Co)
それらの配合の違いにより番号が付けられており、番号が大きくなるほど磁力が高いとされています(1から9)
ギターのピックアップ用としては2から5が使われているのをよく目にしますね。
ピックアップは幾つもの要素が絡み合って音として出力されるものなので
単純に《強い磁力=良い音》とはなりませんが、『アルニコ5を使ったピックアップですよ。』
ということが売り文句なわけですから、それなりに特別な意味を持って高級感を演出していたんでしょうね。
見て分かるとおり構造的にもシンプルではないですし、P-90などより高コストでしょう。
ちなみにP-90と同様シングルコイルです。

そしてペグは、ワッフルバックとも呼ばれるクルーソンの《VX-501》

lpc56_wip01_02.jpg
この50年代の《VX-501》のつまみは樹脂製なんですが1968年以降の再生産では金属製になるんですよね。
まぁ金属製の方がゴージャスには見えるんですが、ヘッドの見た目のバランスが好きじゃないんですよねぇ。
ワッフルバックは好きじゃないと前に言いましたが、50年代のこれは好きです。
ただ、例によってポリゴン多めになってしまいました、いつものことです。
あとはピックアップの形が変わるのでピックガードも修整しましたが、いつも見てるような画像なので割愛。
全体的に真っ黒になりそうだなぁ。

地味だけど黒い方がカッコイイ。

カッコいいけど。

2012年12月08日 11:56

地味だけど黒い方がカッコイイ!
とか前回言っちゃいましたけど、やっぱり地味と言うか黒過ぎ(笑)
いつも通りメタセコでWarabiレンダリング。

lpc56_wip02.jpg
ヘッドにロゴとかダイヤモンドインレイとか付けてないので余計に黒さが際立ってます。
フロントに搭載された《アルニコV》の独特な存在感を楽しむのがこのギターだなー。
まぁそう考えると70年代のような金カバーの2ハム仕様カスタムが一番見た目のバランスがいいのかな。
カスタムと言えば《ブラック・ビューティ》とも呼ばれる高級品。
金色に輝く金属パーツでビューティ成分多めの57-60年タイプに対して、
ブラック成分多めの54-56年タイプと言ったところでしょうか。

今回もテクスチャは配布中の《G-LPCT_50s》のものとほぼ共用。
このギターで使う新規のテクスチャはスイッチプレートだけなんですが、
そのテクスチャも前回の56スタンダードのものと同じなので何も新規で作ってない。
木目テクスチャもなくボディのマテリアルも黒だけなのであっさりしたもんです。

数多くあるレスポールシリーズの中でも地味な部類だと思います。
しかし、《Tune-O-Matic》ブリッジが採用された初めてのギターでもあり
歴史的にも重要なギターじゃないかと思いますけどよくわかりません(笑)
今回は56年仕様が読み込み時のデフォルトにしてますが《Tune-O-Matic》が採用されるのは
1954年にカスタムがデビューするのと同時です。

スタンダードモデルへの《Tune-O-Matic》採用は1956年となっています。
ここでカスタムとスタンダードの基本仕様の差が少なくなったからでしょうか、
カスタムは57年に3PU仕様へと豪快に変化してしまうわけですね。
初期のカスタムでも金色のビグスビーとかを付ければカスタムらしい豪華さを出せるかもしれませんね。
でも今回は見送り。

来年にでもまた作り直すか(笑)

毎度順調です。

2012年12月11日 23:18

ここ数回、お手軽なバリエーションでのアイテム展開が続いていまして
微妙な熱量で淡々と記事を更新していますが、今年は最後までこんな感じです、よろしく。

lpc56_wip03_01.jpg
基本的に過去作のマテリアルと共有出来る部分はそのままです。
工夫が無いと言うよりも、凝ったことをする部分が無いギターなので作業も単調。
いっぱいバリエーションを作りたいと最初から考えていたので、簡単に作れて当然なんですけどね。

lpc56_wip03_02.jpg
いやぁ困りましたねぇ、派手な作業が無いもんだから書くこともありませんよ(笑)
今回のカスタムは先日配布した56年スタンダードの仕様をカスタムに置き換えたような感じです。
54-55年タイプのカスタムを再現するためにスピードノブへ変更出来るようにしています。
ギミックも地味だ。

このギターが終わったら今年最後としてスタンダードの54年タイプを作る予定ですけど、
これまた56年スタンダードとブリッジが違うだけで既に書くことが無いという。
さすがに何の前触れも無くいきなり配布、ということにはならないとは思いますが
特に途中経過を書く意味も無いのでどうなるかわかりません。

作業は頑張ってるのでご心配なく(笑)

黒くて地味。

2012年12月14日 05:16

見た目が地味というのもありますが、新規で作ったパーツも苦労無く組み込めたので作業的にも地味な印象。
レスポール・カスタム1956年(54-56)タイプです。

G-LPCT_56.png
http://mdp4.web.fc2.com/DL/DLpage.html(新DLページ)
今回も配布物の入れ替えは無し。
いよいよ50年代のレスポールシリーズが充実してきましたよ。

**毎回のご注意**
反射マップにPoser6以上のバージョンに付属の以下の物を使用・指定しています。
Texturesフォルダ内をインストール時から原形をとどめないほど大改造している人は読み込み時にご注意ください。

:Runtime:Textures:Poser 6 Textures:LightProbes:interiorLightFromSide.jpg

前回にも増して今回は地味。
テクスチャやロゴのOBJは《MDP_G-LPCT_50s》のものと同ファイルがありますが、
既に《MDP_G-LPCT_50s》をDLされている方は上書きしていただいて問題はありません。
MATは黒一色のみ、色の変更がしたい場合、以下の記事等を参考に。

http://maskda.blog5.fc2.com/blog-entry-719.html

ピックガードの表示/非表示のPZ2も同梱。
コントロールノブの形状の違いで54-55年タイプへと変更。

lpc56_wip04_01.jpg
[Knob-HAT.pz2]がデフォルトの状態で56年タイプ
[Knob-SPD.pz2]で54-55年タイプへと変更できます。
もしかすると僕が知らないだけで他にも年代を区別する仕様変更があるのかもしれませんが、
カスタムに関しては目に見えて変わる部分といえばノブぐらいなので、そういうことにしておきます。

Poser6E、Poser7E、Poser8Eでの動作を確認、Poser7E以上での使用を推奨。
Poser9またはPro2012では動作確認していませんが、致命的な問題は無いと思います。
DazStudioでの動作確認はしておりません。

ペグは2010年以降の仕様、ポーザーに付属のPythonスクリプトを呼び出してランダムにくるくる回る仕様です。
必ずギター本体を選択してからPZ2を適用してください。


lpc56_wip04_02.jpg
一般的にレスポール・カスタムというと一番下の70年代以降のルックスでお馴染みですが、
50年代からの流れで見ると、紆余曲折を経て程よいところに収まったんだなという気がします。
何度も書いていた地味な印象というのが、ヘッド表面の金属部分の占める割合だろうな、と3本並べてみて気付きました。
ギターデザインというのは、パーツ選びも重要だと再認識できました。

今年最後は54年のスタンダードで締めます。

なんか雑だな。

2012年12月20日 20:18

もう年末だし進行も雑ですよ。

数週間前に56スタンダードとほぼ同時進行で作っていた54年タイプのスタンダードです。
今回で《50年代の》レスポールシリーズは一旦終了します。

lps54_wip01.jpg
改造箇所は見てのとおり赤い部分。
興味の無い人は「それがどーした。」と考えるでしょうが、
コントロールノブの形状の違いなど演奏面では大した影響は無いにせよ、
ブリッジが《バーブリッジ》か《T-O-M》かの違いは《縄文時代》と《弥生時代》ぐらい違うと思います。
我ながら良い例えが決まった感じですが、無視して結構ですよ。

そういうわけで、バーブリッジのレスポールは敬遠されがちとは思うんですが、
改造すればジェフ・ベックモデルにも出来そうなので作っておかねばと思いました。
いつの日にかハムバッカー乗せてオックスブラッドにしたいと思います。
思ってますよ。

素材としては手抜きなんだけどテクスチャは新規で作ってます、指板の色も若干変えました。
で、木目以外のテクスチャは今回も使いまわしてます。
MATポーズなども基本的に56スタンダードのものを使いまわします。
今回も書くことがありませんなぁ。

おやすみなさい。

よいお年を。

2012年12月27日 00:00

僕はもう既に飽きてますが、来年にもう一本だけ作りたいレスポールがあるので
それが出来ればとりあえずレスポール地獄は一旦終了します。
今年はおねーちゃんレンダリングを一枚もしなかった珍しい年になりました。
まぁそういう年もあっていいんじゃないかと思います。

それでは今年最後のレスポール54年タイプです。

G-LPST_54.png
http://mdp4.web.fc2.com/DL/DLpage.html(新DLページ)
今回も配布物の入れ替えは無し。
初期(52年)のレスポール以外の50年代バリエーションは大体揃った。
やりきったという充実感だけ味わうためのギター製作だったのでそれなりに気分は充実しています。
よかったよかった。

**毎回のご注意**
反射マップにPoser6以上のバージョンに付属の以下の物を使用・指定しています。
Texturesフォルダ内をインストール時から原形をとどめないほど大改造している人は読み込み時にご注意ください。

:Runtime:Textures:Poser 6 Textures:LightProbes:interiorLightFromSide.jpg

ここ最近のお手軽改造路線なので今回もお遊び少なめ。
というか必要最低限のことだけしかやってません。
新しく作った木目テクスチャは《G-LPST_54》やら《G-LPST》と共通のUVなので相互に入れ替え可能(手作業にて)
過去の配布物で同梱した使えるテクスチャは使いまわす仕様なので同名ファイルは上書きでOKです。
PZ2関連はテクスチャのパスを書き換えたぐらいで基本的には56スタンダードと同じ。
年代的なナニを考慮してダークバックのMATは省略しています。

lps54_wip02_01.jpg
ま、56年とほぼ同じです。
バーブリッジにこだわりのある人だけ54年タイプを使ってください。

Poser6E、Poser7E、Poser8Eでの動作を確認、Poser7E以上での使用を推奨。
Poser9またはPro2012では動作確認していませんが、致命的な問題は無いと思います。
DazStudioでの動作確認はしておりません。

ペグは2010年以降の仕様、ポーザーに付属のPythonスクリプトを呼び出してランダムにくるくる回る仕様です。
必ずギター本体を選択してからPZ2を適用してください。


lps54_wip02_02.jpg
前回のカスタムやジュニア/スペシャルなどと合わせてやっと50年代のレスポールモデルが揃った。
もっと細かくこだわるべきところはあるんですが、目で見て分かる範囲の年代的な違いならこれで十分。
ラインナップが揃ったのと今年中に間に合ったのとで気分爽やかです。
最初に作った《G-LPST》と《G-LPCT》は、ねじの頭を入れ替えたりして今後マイナーチェンジはするかもしれません。
あんまりトラ杢の出てないセンター合わせのメイプルテクスチャとかを58年仕様で作ってもいいな。
細かいネタならいくらでも思いつきますが、ぼちぼち他のものとか作らないとなぁ。
どうせもう一本レスポール作るんですけどね(笑)

では、また来年もよろしくお願いします。


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