このギターの一番の特徴であるスタビライザーをヘッドに固定するためリバースヘッドになってますが、
ネック自体は普通の木製のデタッチャブルネックですね。

スタビライザーから伸びたヘッド全体を覆うプレートをペグと共に固定しているので
ヘッドの厚みは通常より薄くなってます。
強度があるんだか無いんだかよくわからないですけど(笑)
単純に考えると通常のギターに比べれば固定ポイントが多いだけ剛性は高いのかもしれませんねー。
今の設計ならもうちょっとネックジョイントを深くするとか、
スタビライザーをもっと強度の高いグラファイト素材にするとかそんなとこでしょうかね。
スタインバーガーのようにネック自体をグラファイトにした方がきれいな弦振動を検出できそうですね。
そうなるとボディも材から考え直さないとだめだなぁ。
まぁまぁシンセコントローラーといえどデザインが奇抜なだけで木製のギターですからそこが渋いわけで(笑)
ギタークラフトという方向から見ると意外とオーソドックスな作りと言うか、
むしろ古さすら感じてしまいますね、なんと言っても20年前ですからね。
ボディ材はアルダー、ネックはメイプル、指板はローズウッドという驚きも目新しさも無いベーシックなスペックです。
日記で何度も言ってますがやっぱりギターを取り巻く環境ってずーーっと保守的なんですよね。
何本も持ってても結局メインで使うのはストラトかレスポールかみたいな。
今このギターが10万円ぐらいで単なるギターとして販売してても買うかどうか微妙ですね。
でも当時のイメージが強烈だったので10万円以内ならあっさり買っちゃうかもしれないなぁ。
そんな余裕ありませんけど(笑)
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