気分を変えて。

2009年10月02日 01:27

ヴァイブローラって人気が無いのか寸法図のような信頼性のある資料も殆ど無く。
チューニングも安定しないし使い勝手も良くないので人気が無いのはわかりますが。
とりあえず写真から大まかな寸法を割り出してテンプレートを作ってますのでちょい時間がかかる。

というわけで本体の方の作業を進めました、無駄にデカいギターですね。

fbnr_wip05.jpg
ネックとボディを一体化してピックガードを乗せたところです。
GibsonのピックガードのネジはFenderのそれより小さいことに作ってて気付きました、どうりで合わんはずだわ(笑)
さみしかったのでブリッジも乗せてみました、ネックの仕込み角は1.5度で落ち着きました。
しかしセットネックの接合は3DCGでもめんどくさいなぁ。

ピックアップは《ⅠとⅢがP90》《ⅤとⅦがミニ・ハムバッカー》のそれぞれ2PUと3PU仕様で合計四種類。
最上位機種のⅦがゴールドパーツ、Ⅴがクロームパーツで共にブリッジがT-O-M。
ヴィブラートユニットはロングタイプとも呼ばれるデラックス・ヴァイブローラ。
ⅠとⅢはクロームパーツのバーブリッジでショートタイプのヴァイブローラ。

セレクタースイッチはスライドタイプなのが印象的なんだけども、
発売翌年には普通のトグルスイッチ仕様になったりしてるのでどうしたもんか悩みどころ。
両方再現するとなるとピックガードも8枚用意しないといけない。
困ったもんだ。
なんとか効率良くバリエーション展開したいけどうまくいかんもんだな。

60年代にリリースされた仕様はなるべく再現したいので
最低限のラインとして当時のカタログスペックに準じることになりそうですがどうなることやら。

カラーバリエーションも調べなきゃ。

P90とミニハム。

2009年10月03日 00:17

ピックアップを作ってピックガードに穴を開けて合体。

fbnr_wip06.jpg
ⅠとⅢは《P90》というシングルコイルピックアップです。
ピックアップ真ん中にある2本のビスでボディに直に固定するタイプ。
《P90》と呼ぶよりも
《ソープバー(石鹸のような形のこのタイプ)》とか
《ドッグイヤー(固定用のビス穴がカバーの両側に張り出しているタイプ)》
などと呼ぶことも多いです。
カバーの見た目が違うだけでコイルの巻き数とか中身は同一だったと思います。
固定方法が違うのでベースプレートがちょっと違うのかな。
Gibsonの通常製品でP90を3個搭載してるギターって他に思い付かないので
ⅢのP90を三個ってのがノンリバースファイヤーバードらしいルックスじゃないでしょうかね。

で、ⅤとⅦは先代のファイヤーバード(リバース)でも使用されて引き継がれた《ミニハムバッカー》です。
こちらはピックアップ両端をピックガードに固定されてます。
使ってるピックアップは同じでもボディの造りが全然違うので同じ音にはならないようですね。
リバースほどの個性のある音にはならないノンリバースの人気の無さの一因のような気もします。
画像ではバーブリッジですが本来はTune-O-Matic搭載です。

実際にどれだけコストダウンされたギターかと言いますと、
このファイヤーバードのピックガードの下はピックアップ3つ分の大きな穴が空いていて全てのタイプに共用できる仕様。
P90っていうピックアップ自体もほぼ全てのGibsonギターに搭載されるほど安定して使われているので安価でしょうし、
バリエーションとして全てに2ピックアップ以上搭載することによって
コントロールも2ボリューム・2トーンで穴あけも統一出来るんですよ。
つまり、アッセンブリーの組み込み時にタイプが決まるのでボディの製造ラインは一本化できるということで。
上位機種のⅤとⅦのブリッジがT-O-Mですから若干穴あけ加工が違うだけなんですよね。

まぁ先代のリバースが手間を掛けすぎた造りだったせいもあるんでしょうが、このギャップは大きいですね。
Gibsonらしさが残っているのはセットネックであることぐらいでしょうか。
ただ、わざわざ4タイプをラインナップするのはGibsonらしいというか、ちょっと様式的なこだわりを感じますね。
《ジュニア》《スペシャル》《スタンダード》《カスタム》みたいな。
このノンリバースに限っては全てのモデルがバインディングも無くドットのポジションマークなので
あんまりグレードに差が出せてない感じですけども(笑)
先代のリバースでは多少そういう4タイプのグレードの違いを感じられますね。

説明すればするほどダメな子なんですが、時代のあだ花とでも言いますか
いや、発売当時からパッとしなかったから21世紀のギターマニアを喜ばせるだけの運命だったのかもしれません(笑)
65年から69年までのわずか5年の生産期間で出荷本数も少ないですし、
今入手しようと思ってもレスポールほど簡単では無いですよね。
やっと出逢えて運良く買えたとしても弾いてみてガッカリみたいな、コノヤロー(笑)
せめてPoserの中で華やかに咲き乱れんことを願う。

その前に完成を願う。

クルーソン。

2009年10月04日 00:17

クルーソンタイプの6連ペグです。

fbnr_wip07.jpg
十字型の板を折り曲げてギアボックスが成型されているんですが、
さすがにそれはめんどくさいので簡単にアウトラインだけ再現。
クルーソンのペグってあんまり好きじゃないんだけど仕様ですからね(笑)
ノブだけちょっと分厚かったようなので作り直します。

しかし6in1のクルーソンつうことは単純に考えてもコストダウン対策ですよね。
各弦が独立してるタイプだと固定ビスは7本使うわけですが、これなら4本で固定できますし。
なんと言っても組み込みが簡単(笑)
そしてノブが樹脂製でいかにも安そうな感じなのでこれまた微妙ですね。

露骨なコストダウンというよりもヘッド重量の軽減の意味の方が大きいかもしれませんね、
軽いペグを探すとなるとどうしてもこのタイプに落ち着くような感じです。
先代のリバースで使用されていたいわゆるバンジョー・ペグは、このクルーソンの約2倍の重量がありますから。
重量もコスト条件も満たして一石二鳥的な選択かもしれませんがチープ感は増幅されましたね。
パーツが揃う度にこのギターがかわいそうになってきた。

まぁギターの音質ってのは使う人の好みによって良し悪しを決めるもんですし
使用パーツの良し悪しよりもまずギターを構成する木工部分の影響の方が大きいような気もしますので
一概にこのパーツはダメ、とも言い切れませんけどねー。

ただ、安っぽいパーツは作りやすかったりするのでモデリング的には助かってる。

という微妙な心境。

ヴァイブローラ。

2009年10月05日 00:43

ノンリバース・ファイヤーバードに標準装備のヴァイブローラを作りました。

fbnr_wip08_01.jpg
画像左がロングタイプ(デラックス)、カバーを取っても使えるように一応中身も作ってます、で右がショートタイプ。
いわゆるトレモロユニットなんですが、外してブリッジ交換してる人の方が多いような。
フラットトップのギターになら数本のビスだけで取り付けが可能なことぐらいが利点かなぁ。
逆に言うと取り外し易くもあるわけで(笑)
特にⅠとⅢにはバーブリッジが付いてますので外しても問題無くそのまま使える仕様。
トレモロユニットを標準装備するところをみると、かなりFenderへの対抗意識を感じますねー。
しかし、板バネ式ということもありますがFenderのシンクロナイズド・トレモロとは比べ物にならない自由度の低さですね。
以前に弾いた時の記憶だと頑張っても半音程度の変化ぐらいだったように思います。
きちんと手間をかけて調整すればそれなりに使える物になるとは思うんですが、
正直いらねぇです(笑)
今の時代ではヴィンテージ気分に浸るためのアイテムみたいなもんかもしれませんね。

ちなみにローラーでは無くローラ(vibrola)が正解、どうでもいいですけど。


やっと主要パーツが揃ってきた感じ。

fbnr_wip08_02.jpg
悩みの種のトグルスイッチはピックガードにピックアップ用の穴を開けずに共用することにした。
スライドスイッチ用と通常のトグルスイッチ用の2枚のピックガードにします。
ピックガードにピックアップの穴を開ける開けないで随分存在感が違ってくるんですが、ここは一つ妥協しておきます。
搭載ピックアップに合わせてバンプマップでちょい凹ませて黒く塗ったらそれらしくなるでしょう。

そして色々調べるうちに判明したのですが、66年あたりで微妙にパーツ仕様が変わる個体が徐々に増えるんですよね。
・上記のトグルスイッチへの変更はわかりやすい例ですね。
・見た目ソープバーで中身はドッグイヤーのP90(ピックガードにネジ止めされている)になってたり、
・ノブ形状がボンネットノブ(リフレクタータイプ)からアンプノブ(Fenderのアンプに付いてるようなタイプ)になってたり。
・ペグもクラシックギターに付いてるような歯車むき出しのものが付けられてる個体もありました。
なんかコストダウン云々よりもよく売れる主力ギターのパーツ仕様に左右されてるような感じ。
ひょっとするとGibson的にも出来の悪いいらない子扱いだったのかもしれません(泣)

ノブの変更なんかはGibsonのパーツ変遷の歴史と時期的に合致してるので会社全体としての流れだと思います。
66年にGibson黄金期の顔とでも言うべきテッド・マッカーティーがトップの座を退いてますから
なんとなくそういう転換期だったのかもねー。

残りのこまごまとしたパーツもめんどくさいけどとりあえず大きな山は越えたかな。

そんな感じでだらだらと。

気分転換など。

2009年10月06日 00:46

程よく資料もたまってきたので悩みそうなカラーマテリアルなどやってみる。
結果としてあんまり悩まなかった(笑)

fbnr_wip09_color.jpg
60年代Gibsonの10色のカスタムカラー。
名前は違いますがFenderのものとほぼ同色が多数あるので色味を調べるのは簡単だった。
ただ《EmberRed》はFenderの《FiestaRed》と同色らしいのですが、
Gibsonのカラーチップを見る限りかなりチェリーっぽくて《CardinalRed》より濃い赤のように見える。
当時のカラーチップが変色している可能性もありますが、《EmberRed》と判別できる個体の写真がほぼ無いので
情報通りFender的な朱色っぽくしてあります、もうちょっと調べます。

手前5色が通常の単色塗りつぶしで、奥の5色がメタリック系。
《poly》と最後に付いてるものはポリウレタン塗料のことではなく
メタリックカラーを意味するもので、Ditzler社で使われている呼び方にGibsonが準じたらしいとか。
また、Dupont社の塗料でカスタムカラー展開していたFenderが既に○○メタリックという名称を使っていたため
あえて○○メタリックと名付けるのを避けたとも。
ちなみに、ポリウレタン塗料ではなく全てアクリルラッカー塗料です。

ものすごく不確定な書き方をしてますが、当時の事情から憶測したであろう英語で書かれた記述を
中途半端に翻訳して自分の知識としてるため核心を突くようなことは書けないです(笑)

高価で古臭いギターというイメージからの脱却を図ったようで、
既にジャズやブルース界では定番となって何もしなくてもそこそこ売れてしまうギター以外で新規開拓を、
みたいな狙いでファイヤーバードだったようですね。
まぁ結果が明らかな負けですから哀しみも倍増。

色はもうちょっと修整が必要かな。

弦を張るぜよ。

2009年10月07日 00:30

張ったぜよ。
ペグに弦を巻くのもめんどくさいんですが、
今回はブリッジを変えられるようにしたいので微調整がめんどくさい。

fbnr_wip10.jpg
一番上と真ん中はほぼ違いが無いように見えますが微妙にサドル位置が違うので別物。
この程度ならMTとしてもいいけどトラブルを極力回避するならジオメトリチェンジかなぁ。
一番下はヴァイブローラ無しで使いたい人用。
細かくパーツ分けしてpz2での変更が無難でしょうかね。
操作ミスの起こらないような方式を考えます。

調子に乗ってパーツを作ったので結構重いデータになってしまった。
P4femとかローレゾヴィッキーで遊んでいた頃のギターは約1万ポリゴン程度。
セレロン500MHzのノートパソコンでモデリングしてましたからねぇ、
画像の一番上のパーツだけですでに1万ポリゴンだったりします、えらい時代になったもんです(笑)

V3世代になってからは2万ポリ程度と自分の中で制限してました。
今はベースフィギュアだけじゃなく服やら背景プロップやらもハイレゾ化してますし
マシンスペックとかあんまり気にしなくなったので、それなりに満足できる仕上がりに出来るようになったかなぁ。
特に制限はしてないのですが今回のギターで3万~4万ポリゴン(ほぼ四角ポリ)となります。
パーツの組み合わせがあるので結構な範囲でポリゴン数が上下するんですよね。
その代わりに無駄なテクスチャを無くしていく方向になってきたかな。
良いオブジェクト、良いマテリアル、最小限のテクスチャってのが気分良く遊べるような気がします。
ギターの場合木目はテクスチャを使いたいからなぁ、そこはまぁ仕方ないですね。

ぼちぼちUV展開。

UV展開したぜよ。

2009年10月09日 01:45

UV展開しつつ効率の良いパーツ分けとマテリアル分けを考えています。
メタセコ+Warabiでレンダリング。

fbnr_wip11.jpg
ピックアップの種類と数やブリッジセクションが変わるので意外と見た目の変化は大きい。
変化が大きいと言ってもある程度ギターを知ってる人じゃないとボディカラー程の変化には見えないんだろうなぁ。
2タイプあるスイッチが《軸でスライド》と《軸で折る》という感じで動きが違うのでpz2でERC切り替えとかも考え中。

ポーザーってこういうおもちゃ的なギミックを組み込むのに向いてるなぁと改めて思う。
ただ用途がマニアックすぎると言うか一般にはそこまで求められていないのが現状だとも思います。
自己満足と言うかそれが僕の物作りの基本なんですけども(笑)
ギターのパーツや仕様の豊富さを考えるとまさにうってつけの遊び方なんですけどね。

使うパーツが増えるにつれマテリアル数も増殖していくわけですが、今からMAT編集が憂鬱ですなぁ。
フリー配布三本目ですが、なんとなく方向性が見えてきた感じもします。
それなりに洗練はされてきてるんじゃないかな。
とか言いつつマテリアル部分が増えすぎてCR2が肥大化する傾向で洗練と言うには程遠い。

パーツ同士で重複してるマテリアルが何個もあるので、軽いデータという観点だと全く無駄なんですけどね。
配布用素材としてのサービス過多仕様になってる気がします。
結局自分で使うときは使い方に合わせてマテリアルも統一してCR2記述も大幅に軽量化しますから二度手間感は大いにあります。
ただギターやってる人なら少しは理解出来ると思うんですが、
買ったギターにはクロームパーツが付いていて後からペグだけブラックに交換してみたりとか、
クロームパーツが欲しかったのに売り切れてたので仕方なくゴールドパーツ買ってみたりだとか(笑)
そういう気分だけでもお手軽にPC内で楽しみたいなぁと言うわけで。
現実でのギターのパーツ交換って結構めんどくさいんですよね、それなりの知識も必要ですし。

そんな感じでギターで個性や生活感まで出せたら楽しいですね。

色々と。

2009年10月11日 00:12

66年のカタログに載ってる感じにしてみました。
やはりパーツのみを変えるだけの仕様はグレードに差が付いて見えませんよね。

fbnr_wip12.jpg
ゴールドパーツの色をもうちょっとなんとかしないといかんですね、下品すぎる(笑)
すっかり忘れてたんですが、Gibsonの場合ボディカラーがサンバーストならゴールドノブなんですね。
サンバースト+ゴールドノブってのは伝統と言うかいまだに引き継がれてる部分なんですが、
今回のボンネットノブ(メタルリフレクタータイプ)の場合、いまいち仕様が不安定ですね。
ボディがカスタムカラーの場合、ブラックのノブにゴールドのリフレクターという記述も見かけましたが、
そうでない物も多々あるのでノブのマテリアルは色々選べるようにしておきます。

そしてここまで来てえらいことに気が付いたんですが、
どうもノンリバースはヘッド角度が通常より浅く設定されているようですね。
トレモロユニットを標準装備してるので角度を浅くしてチューニングの狂いとかの対策のようで。
カタログ見ながらレンダしてて、どうも合わんなぁとは思ってましたが。
オリジナルデザインの《リバース・ファイヤーバードが通常より浅めのヘッド角》という記述から
当時のGibson標準が17度だろうと思って何も考えずにそれより浅い14度でモデリングしてましたが
ノンリバースはGibsonのベースで採用されている10度ぐらいでいいんじゃないかなと。
ボディ厚やヘッド厚、ネックの太さとかの《WxHxD》的なデータはよく見かけるんですが、
ネックやヘッドの角度とかになると意外と個体差があるのか、それともあんまり興味が無いのか(笑)
詳しくまとめられている資料は少ない気がします。
カタログなどには載らない数値なので仕方ないとは思いますけど。

ナットからペグポストまでの弦の通りをストレートには加工済みだったんですがヘッド角度はスルーしてたなぁ。
ノンリバースのヘッド形状はリバースをそのまま反転させただけのデザイン(ややこしいな)なので
普通のクルーソン6連タイプのペグに適したデザインでは無いんですよね。
まずチューニング対策ありきでデザインをするならばヘッドデザインをトレブル側(1弦側)へ少し傾ける必要がある。
もしくはペグポストの通りだけ少し傾けて、それに平行するようなラインをヘッドシェイプのベース側(6弦側)に施すとか。
現行品でもデザインはそのまま昔の物を引き継いでますので美しくないつうか気に入らないところですね。
GibsonがGibsonをコピーしてる感じでちょっとやな感じ。
ナットからペグポストまでの弦の通りがナットに垂直であるほど弦に余計なテンションが掛からずスムーズになりますし、
見た目も美しくなりますからね。
まぁ復刻版ってのはデリケートなもんだから仕方ない部分かもしれませんけどね。
デザインをそのままにする代わりにヴァイブローラ仕様を廃止したのが今のGibsonの正解なのかも。

いやー3DCGでよかったですねぇ、何度でもやり直し出来ますねー、何度でもー、、、。

めんどくせ。

諸々修整。

2009年10月13日 06:31

OBJ・マテリアルその他こまかい修整中。

fbnr_wip13_01.jpg
ボディカラーのサンバーストは色々なパターンがあるようなんですが、
一番簡単で粗の目立たないダークバックにしておきました。

ヘッド近辺も独自のアレンジをしつつ仕上げてます。
前回述べたように弦の通りを優先したので若干ヘッドシェイプに違和感が出てますが、まぁ許容範囲内でしょう。
ヘッド角度も10度にしてみましたが神経質にこだわる部分では無いような感じもします。
オリジナルが本当に10度であるという確信も無いですし、悩んでるのは僕だけでしょうし(笑)
ギター設計という観点ならばそれなりに説得力のあるアレンジ、といったところでしょうか。
60年代のギターとして作るならば、当時の設計をそのままにした方が良いのかもしれませんが
趣味ですので自分の美意識優先ということにしておきます。

fbnr_wip13_02.jpg
美意識をぶち上げておいてロゴマークは毎回すいません(笑)
まーGibsonロゴなんかは巷にどっさりありますのでこだわる人はGoogleなど参照で。
ちなみに、当時のロゴは《i》のドットが《G》にくっついてるタイプで《O》の上部はオープンのやつですね。
デカールやインレイではなく、ロッドカバーにゴールドのホットスタンプかな。

付属品も動作の問題が無いことを確認できたのできれいに掃除してから各フォルダへまとめます。

fbnr_wip13_03.jpg
3段目まではパーツスタイルの変更、4段目以降はマテリアル関連。
大体サムネイルとファイル名を見れば何がどうなるかわかると思います。

全体的に地味なんですが、ノンリバース成分は存分に抽出できたんじゃないかな。
ボディとパーツのマテリアル変更でオールゴールドとかオールシルバーのような下品なギターにも出来ますね。
あとは更に気になるところの修整ぐらいで完成でしょう。

でしょう。

配布ですがな。

2009年10月16日 01:25

いよいよ3本目ファイヤーバードです。

G-FBNR.png
http://mdp.s18.xrea.com/DL/DLpage.html(メインDLページ)
http://mdp2.at.infoseek.co.jp/DL/DLpage.html(ミラーDLページ)
ページ最下部のサムネイルをクリックしてダウンロードしてください。

**毎回のご注意**
反射マップにPoser6以上のバージョンに付属の以下の物を使用・指定しています。
Texturesフォルダ内をインストール時から原形をとどめないほど大改造している人は読み込み時にご注意ください。

:Runtime:Textures:Poser 6 Textures:LightProbes:interiorLightFromSide.jpg

と、毎度の説明は終わりまして。
今回はデフォルトの読み込み状態でパーツ類のリフレクト(反射)は切った状態のマテリアルです。
メッキパーツにボディやら弦やらが反射してる方がリアリティは増しますが、
ギター単体でアップでレンダリングしない限りそんなに違いはありません。
ケースバイケースで反射追加のpz2など試してみてください。
ただ、見た目に効果のあるパーツにしか反射マテリアルは設定していません。

その他は特に注意事項も無いです。
レンダリングイメージは、商用・非商用どちらでもご自由にお使いください。
これもいつも通りです。

で、絵なんですが。

画的にかっこいいなと思うのは黒人のしわしわのじぃさんがド派手なファイヤーバードでコテコテのブルーズとか(笑)
残念ながらしわしわもじぃさんも守備範囲外なので今回も寺井さんで派手にしてみました。

当初は渋めのサザンロック路線とか考えてたんですが、サザンロック系統は意外と普段着みたいなバンドが多いんですよね。
普段着と言ってもカントリー&ウェスタンなテイストでの普段着なんですけどもね。
まぁそこにアクセサリーを追加するとしたらヒゲ&グラサンぐらいでしょうか(笑)
どう考えても地味なのでDAZにて《Sinful Knights V4》を購入。
つか随分前に購入してたんですが使う場面が無かったといいますか、濃い衣装ですからねぇ。
これならば南部の香りと派手さが同時に出ますよね。

露出の多い服なのでTY2へのコンバートは簡単でした。
V4からTY2へは88%縮小した状態からマグネットを使えば手間が掛からない、とメモ。
あとはTY2が着れるように球体ゾーンを調整して難なくクリア。
帽子が好みの形じゃなかったのでメタセコで曲げ。
ブーツもお菓子の入ったクリスマスの靴みたいだったので自家製ブーツを使用。
テクスチャは4種類ほどあるものから2種類を切り貼りして一枚にまとめたものにしてみました。
マテリアル分けされているのでそれぞれに違うテクスチャを指定すればいいだけなんですが、
大きなテクスチャの枚数を少なくすることが快適作業につながりますのでちょっとめんどくさくてもやる価値はあると思います。

んで完成。

Pinup05.jpg Sinful Knights V4: Orion1167

日本人には理解しづらいかもしれない南部特有の派手好きな感じは出たんではないかと。
襟元に派手なスカーフとかあったらバランス的にもうちょっと良くなってたかな。
ありものをそのまま使うのは面白くないのでお手軽改造したんだけど
元の衣装の個性が強すぎて自分の物に出来てないなぁ(笑)
ま、最終的にはサザンロックとは言えないけどテイストだけ感じてもらえれば。

一体なにロックなんだろう?(笑)

次回ネタと宣伝と。

2009年10月25日 00:14

もうみなさんご存知だと思いますが、
発案Irydaさん、構成Hideoutさんによるプチ展覧会が開催されています。

monaka.jpg

枡久田は参加していないのですが、参加者の皆さんの意見交換の場であるモナカチャットを盗聴しておりましたので
義理と言いますか善意の押し売りの意味も込め今更ながら宣伝させていただきます。

さてと。

休養十分で次回作に臨みます。
次もマニアックに進んでおりますよ。

D3021_wip01.jpg
と言うかこれはメジャーな部類だな。
Danelectroの#3021が当時の形式、今は59-DC(59年のダブル・カッタウェイ)と呼んだ方がわかりやすいですね。
ギター自体はチープ極まりないんですが有名ミュージシャンが使ったりで意外と存在は知れ渡ってますね。
まだ作ってませんけどアシカ型のピックガードとリップスティックと呼ばれる口紅ケースを利用したPUが特徴ですね。
特徴といえばこのギター全てが特異なんですがこまかい説明は省略。
最近では仕様を現代風にして復刻されてます、価格は$400~$500程度。
日本での実売価格は3万円強ぐらいでしょうか、オリジナルメーカーの復刻版でこの価格、
素敵ですねー、韓国製ですけど。

元々は通販がメインの低価格の入門者用ギターみたいな感じで販売されてまして、
僕と同世代ぐらいの人ならば雑誌広告などでお馴染み《Tomsonのムスタング》みたいなランクのギター、と言えば納得でしょう。
YMCAのTシャツにアフロヘアで恍惚の表情のあれですね(笑)

通販ギターと言っても価格帯がそれなりというだけで上記のような単なる安価なコピーモデルでは無く、
コストダウンと工夫に溢れた全くのオリジナルなんですよね。
良く言えばアメリカの合理主義とモダンなセンスがうまく合致したような感じ。
前回のファイヤーバードと違って根本から低価格路線で設計されてるところが潔い印象ですね。
設計思想に無駄が無いと言いますか、豪華な贅沢品ではなく手軽な日用品という感じがします。
結果的に個性的な音になって価格は安くてもいまだに生き残ってる魅力的なギターですね。
一応褒めてますが、これ一本あればなんでもこなせる。というタイプのギターでは無いと思います(笑)
まぁ何年かに一度ぐらい、あのペナペナな音を堪能してみたいと思う時がありますけどね。

で、モデリングですが、復刻版ではなくなるべく古いオリジナルに近いパーツ構成にしたいと思ってます。
形状はヘッド角度が浅いのとヘッド裏のボリュート(ヘッドの強度を稼ぐ膨らみ)をちょっと強調してみました。
ボリュートは無いものの方が正解だと思うんですが、付けた方がモデリングしやすいという単純な理由。
シンプルなギターなのであんまり際立った見せ所が無いので見た目のアクセントという意味もありますね。
裏側なので見えませんけどー。

左右対称デザインなのでほぼ一日でここまで出来たわけなんですが、
このギターを作るならやっぱりジミーさん仕様にしたいわけで、
もうちょっと入念に資料集めしようかなーとも思っています。
ペグとブリッジの違いで2種類、ペグは何度か交換してるかもしれないけどよくわからない。
バダスブリッジとグローバーのペグ以外はおそらくDanelectroパーツで構成されてるのでとりあえずパーツ検索だな。
ZEP関係の資料をWebで検索しても大体コピペみたいな感じなので信頼できる新情報を掘り起こすのは大変そうですねぇ。

DADGADでカシミーるぞ。

めんどくさいものから。

2009年10月27日 00:18

作業日記二回目で最大の山がやってまいりました。

D3021_wip02.jpg
初期のクルーソンのようなオープンタイプの3x3ペグですね。
ロゴとか刻印されて無い頃のクルーソンだと思います。

真面目に歯車モデリングしたのは初めてだなぁ。
精度はどうあれ、噛み合ってるように見えるように作るのが大変でした。
実際ほぼ噛み合ってるのですが本来のペグのギア比にはなっていません。
ERCなどで正確に回すわけではないのでフィギュア化しても回るのはノブの部分だけです。

まぁ目立つ上に古っぽさやチープさを演出できるパーツなのでそれなりのモデリングが必要だったんですね。
心身ともに一気に老けました(笑)

とりあえず好みの分かれるペグは他に数種類用意するつもりなんですが、
汎用パーツとして大量に流通してる物ではなく、どれもDanelectroのオリジナルパーツなので正確な資料が少ないですね。
歪んだ写真の歪みを取って大きさを割り出しながらテンプレ作ったり、まだまだめんどくさい作業は山盛りです。
ギター自体に見せ所が少ないからこういうところに凝るしか無いんですよねぇ。
ジミーさん仕様だとグローバーのオープンタイプも作らないとダメかな。

Youtubeの動画で確認した結果を整理しますと。
LED ZEPPELIN時代はペグのみをグローバーに換えて使用、その他の違いは市販品と区別が付かない。
LED ZEPPELIN以降(The Firm等)ではブリッジをバダスに交換、ペグは今回作ったつまみが樹脂製のもの。
しかしオープンタイプではなくレスポールJrなどに付いてるカバーのあるクルーソンっぽいものかもしれません。
年代の違う2本の別のギターのようですね。
ブリッジの高さが全然違うので2タイプを変化させるのはちょっとしんどいかなぁという感じ。
パーツが揃ってからじっくり考えるとしましょう。

ごめんなさい、やっぱり今回もマニアックでした(笑)

スケート・キー。

2009年10月29日 00:08

いわゆる、スケート・キーと呼ばれているタイプのペグです。

D3021_wip03.jpg
特徴は見ての通り一体化された大きなギアボックスとシャフトと一体化されている金属製のつまみですね。
つまみ部分の階段状のモールドにはそれなりに苦労しましたが、あとは楽勝ムードで終了。

このタイプのペグは、見るからに簡略化されていてシンプルで潔いなぁと思うのですが、
簡略化の影響でしょうか、チューニングが狂いやすいようですね。
チョーキングしただけでピッチがずれるとか、それはさすがにギターとしていかがなもんかと思いますけど(笑)

ポーザーでジオメトリチェンジする都合で弦を巻きつけるポストやノブ間のピッチは
前回作ったペグと同サイズにアレンジしてからモデリングしています。
共用できる項目を増やしておくってのもこういうおもちゃを作る時には重要になってきますね。

単にセンターポイントの編集がめんどくさいだけですが。

Dスタイル。

2009年10月31日 00:14

"D"スタイル・チューナーと呼ばれるDanelectroらしいオリジナルのペグです。

D3021_wip04.jpg
文字通りバックのDの刻印が誇らしいですね、画像は横向きですけど。
50~60年代のアメ車のメッキパーツみたいなデザインでかっこいいです。
"D"の文字は当然左右対称では無いため別パーツにしておきました。
テクスチャ処理なら"M"にしてしまいそうですが、さすがにモデリングで"M"にするのはちょっと気が引けます(笑)
"D"で行きましょう。
現行品ではこのタイプのペグを使用しているものが多いですね。

こういう段差のあるもので角を滑らかに見せていくのは結構大変なんですが、
なんとか無難にそれらしく出来たんではないかなと思います。
ちょっとポリゴン使い過ぎましたけど。

まーとりあえず、工場出荷状態のペグはこれを含めた3つで充分でしょう。
ぼちぼちとジミーさん仕様のペグにも改造していきます。
その他はブリッジを2種類作る予定でしたが、弦高のつじつま合わせがうまく行きそうに無いのでちょっと保留。
バダスブリッジ仕様はZEP解散後の別の一本のようなので今回は見送ってもいいかなーと弱腰。
まぁギター用のバダスブリッジも好きなので作っておきますけども。
というわけで優先するジミーさん仕様はグローバーのオープンタイプのペグぐらいですね。
カラーマテリアルは最近の復刻版のちょい派手仕様を取り入れようと思います。

全体的にシンプルなので結構余裕がありますねぇ。


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