パターン。

2009年06月30日 05:32

おはようございます。
前回、単純なワンピースを珍しく配布したのは色々と思惑があるわけですが、
まずその一つとして《柄物服》へのチャレンジってのがメインでありまして。

ポーザー婦人服(笑)を作る関係上《柄物》ってのは避けて通れないと言うか、
今までシンプルなテクスチャばっかりの製品展開だったので先が見えなくなったとでも言うか。
長年ポーザーをやってるわけですが、ここへ来てちょっとした壁だったんですよね。
女の子の柄物と言えば《花柄》なんですが、四十前のおっさんからすると《花柄》なんか恥ずかしくて作れないわけでして(笑)
柄物と言えば《迷彩柄》みたいなどうにも安直なものへと逃げまくっていたわけですね。
基本的に女の子目線で服を作れないので、どうしても《ユニセックス的》な柄という方向に落ち着く感じです。

《ユニセックス的》となると簡単なのが《チェック柄》なんですが、ベーシックすぎて新鮮味が無いですよね。
結局、柄としてパターン化しやすいもの、と考えた末に出た答えは《レトロモダン風》なんですが
もうちょっと複雑な《サイケ柄》なども良いかもしれませんね、濃いですが(笑)

柄を生かすと言う意味での布面積の広いシンプルなワンピースだったわけですが、
もう一つの思惑としまして、テクスチャ等を自作して楽しんで欲しいというのもあります。
最近の服はテクスチャの精度も上がってますのでそのまま使って何の問題も無い物が多いですよね。
テクスチャの精度が上がったと言うよりもUV展開の精度でしょうか。
ただ《他人が持ってない物》《自分だけのオリジナル》を使う楽しみと言いますか、単純に愛着がわくんですよね。

テクスチャ製作にはそれなりのスキルも必要かもしれませんが、
まずはマテリアルルームでシェーダーノードをいじって簡単な柄を作ってみたりだとか、
自身で素材に手を加えるとレンダリングももっと良い物にしたいと欲が出てきますし。
ベテランと呼ばれるようになってしまったおっさんから見まして、ここ数年DIY的な楽しみが薄れてきているように思えるわけです。
個々がそれぞれの楽しみ方を見つけて末永くポーザーで遊んでいただきたいなぁ、と優等生的にまとめておきます。
楽しみを見つけると言っても胸元に《牛乳》とかプリントする奴は週末あたりに軽く処刑せねばなりませんね(笑)


さておきましてチャレンジ結果なんですが。
mdtex_test01.jpg
これは色使いのせいなのかレトロ風味の薄いモダンな感じですね。
この柄のTシャツなら僕が着てもいいですけど、着るならピンク部分は色を変えたいな(笑)
丸い柄の部分はプリントしてあるようにスペキュラマップを別途作りテカり具合を調整してます。

お次は。
mdtex_test02.jpg
僕が子供の頃、部屋のカーテンがこんな感じでした(笑)
普通にレトロモダンな感じがしますね。
ワンピースにスリムなロングブーツってのがレトロなのかもしれない。
幅広なエナメルのベルトとか追加したらズバリ60~70年代風味になりますよね。

サイケデリックも。
mdtex_test03.jpg
とてもじゃないけど常用出来るテクスチャでは無いですね(笑)
この柄に合わせる小物がありませんでした、色強すぎ。
サイケ柄はこんなシームレスパターンにするよりも一筆入魂で大きい柄の流れの方がかっこいいような気がします。
デザインセンスさえあれば全部手描きしてみたいんですけどねぇ。
ちなみに、このパターンを作ってる時に何度かめまいがして死にそうになりました、サイケ柄加工は目に優しい色で是非(笑)

やっぱり単純に布の色だけ変えるよりも柄自体を変えた方が新鮮味が出ますね。
3色じゃなく3着って感じですね、3種類を更に色換えすればセットとしては9種類ぐらいは楽勝になる。
つーか柄を一種類作るのがそもそも大変なんですが(笑)
もうちょっとディテールを追加してからテクスチャも配布しようと思います。

今回の3種類ともGoogleなどで検索した画像から、フォトショップで歪みを取ってトレース後にシームレスパターンに加工してます。
枡久田オリジナルデザインでは無いですので。
多分、その筋ではメジャーだとは思いますが、北欧系のヴィンテージ生地とかを探すと心ときめく柄に出会えたりします。
まぁおっさんのときめきが信用出来るかは別としてレトロモダンなら北欧系みたいな。

ポーザーにそんな柄のブームは来ないと思いますが(笑)


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