昨日は
『MT名を変えりゃ大丈夫さー。』と答えを出したつもりでしたが、
事はそんなに簡単ではない様相を呈してまいりましたごめんなさい。
製作技術云々よりも
初歩段階での画一的なポーザー使用法の啓蒙をするほうが大事かもしれんですよ(困)
さてさて、今日も無駄に長いですよー。
BATさんのコメントを元にまずはMT名の見直しから検証。
しようと思ったが、どんどん不安定で不確定な要素が出てきている。
調べれば調べるほど謎は深まるのだ助けてよマンマ。
検証は全て
P6E+SR1ですよ。
①同じ服を連続して読込むと2着目ですでにJCMが動作しなくなる。アイコ→Tシャツ→Tシャツ、でアウト(笑)
MT名称云々というよりもポーザー6自体のシステム的に難がありそう、もう笑うしかないです。
思えばポーザー4のシステム的な面でのアバウトさが今日のマーケットの拡大に貢献してたんだけどねー。
ポーザー5、6から服作りを始めた人なんかはすごく狭い道を歩かされている感じすらします。
道が狭い上に色々と技術的問題をクリアしないといけない、綱渡り的というかなんというか、、、。
まぁ、同じ服を2度続けて読込むことなど製作者以外では殆ど無い状況だろうから特に大きな問題では無さそうですけどね。
ちなみに、2つの違う服を交互に読込んでいくと際限なくJCMは動作するように思う。
画像は同じTシャツとミニスカを交互に読込んだ6セット目、
1セットづつ読込んでJCMの動作を確認してから非表示にしています。
②MT名でもJCM耐性が変わるのか?《JCM耐性》なんて全くの造語ですが、要するに昨日の結論ではMT名で効く効かないの差があるのかもしれないと。
今回テストで使ったCASUAL03のTシャツには
《+》や
《80、30》などの記号、数字を
含んだMT名が含まれています。
《JCM_RCB
+(LCB
+)》肩のJCM、プチの場合は+と-の2種類用意してますが、アイコなので+側だけ。
《RSB(LSB)_FIX
80》腕を80度下げた時のTシャツの袖の制御用JCM。
《RSB(LSB)_FIX
30》腕を30度上げた時のTシャツの袖の制御用JCM。
上の画像からもわかりますが、数字や記号を含んでいても6セット読込んでも動作しています。
じゃあ文字列の組み合わせが悪さしているのだろうか?
と思ってMT名を《RSB(LSB)_FIX
+80》《RSB(LSB)_FIX
-30》と変更してテスト。

同じようにTシャツ、ミニスカと交互に読込んでみたところ、
今まで通りJCMは動作する、記号や数字でないとすると問題は
《体の部位名+Bend》なのか?
確かに昨日検証した結果では《JCM
rCollarBend》がダメだった。
BATさんのコメントでは《
AbdomenBend+50》がダメだったと報告されています。
《JCMr(l)CollarBend》という名称を採用しているCASUAL04のTシャツで検証。
同様にミニスカと交互に読込むとおやおや6セット目でもJCMは動作している、もうわけがわからんですよ。
使える文字については動作に関係ない、とな。

うわーーーーん、昨日の検証結果まで覆されてるー(号泣)
ちょっと弱腰ですが結論してみるか。
実験で感じたことは、
同じ属性のJCMがある服を
連続して読込んだ場合に不具合が多いような結果が出ている。
トップ→ボトム→靴、などの順番で読込むと殆ど問題が出ない。
トップ→トップ、とかボトム→ボトム、とか連続させてしまうとそれ以降のJCMに不具合が出る。
ただこれはDAZフィギュアに標準装備されているJCMに対応したものに関しての現象。
独自のJCMでは連続して読込んでも動作した場合もあった(例:スカートのButtock対応JCMなど)
動作・誤動作の決定的な根拠を把握するには至っておりませんが。
つまり、
《服を読込んでJCMを一つ動作させたら次の服は違う部位のJCMを動作させるように。》ということだろうか。
数の多いセットや重ね着させるようなセットなどは読込み順も指定する注意書きがあった方が良いかもしれない。
でも大体の人はReadMeファイルなんて読まないからなー(笑)
ちなみに、
CASUAL02はタンクトップの
重ね着を採用しています、
僕の
野生の勘なのかトップ01→ミニスカ→サンダル→トップ02という読み込み順で今まで作業していた、ご立派、実にご立派。
結局のところ、P6での作業は今まで以上にシビアな動作検証が必要であり、更に売り物となると胃が痛い。
『P6対応ですよ!』と胸を張って言えないぐらい弱ります(笑)
恐らく、僕も含めて素材製作者は
自分の尺度を元に想定しうる状況でテストしている。
言い換えれば、レンダロストアのテストよりも厳密なテストをしているはずであります、自信無いけど(笑)
ただ、サポートが必要となってくるのは概ね想定外の使用をされた時なんですよね。
自分の尺度ってのはものすごく狭いし、ものすごく広い、個々のスキルにもよるが、
全くアテにならない基準なんですよ。
全てをカバーしたいが、そんなのはムリだと理解している。
全てをカバーしたつもりでも、実は穴だらけだったりする。
特別な使用法をしなければいけない場合、ReadMeファイルに注意を書くのが一番親切で製作者としても楽、
しかし前述した通り、使う前に読む人なんて殆ど居ない、僕も読まないもん(笑)
僕の場合、気付いたことはこうして日記に書けますが、それでも文字だけで内容の全てを理解できるのは実際に服を作ってる人ぐらいだと思う。
翻訳サイトなどを使って見てくれている外人さんなんかは全く意味不明でしょうな。
それぐらいややこしいことをしなきゃならんのですよね、今の服作りって。
工程を覚えれば別に難しい事ではないんだけれども、毎年やることが増え続け敷居が高くなっている、しかも複雑になりながら。
実際に『JCM効かねぇぞオラ!』なんてクレームはゼロですが、今後が怖い。
基本的なトップ、ボトム、靴、などのようなセットならば、ほぼ問題は起こらないと思いますけどね、
各々P6で作ったのに全体を読込んでみるとP6で思うように動作しない服セットだって簡単に作れてしまう恐ろしさはありますよ(笑)
凝った服を作る場合は、その点にご注意を。
フィギュアの可能性を追及した
DAZを責めるべきか、
フィギュアよりもソフトの付加機能を追及した
旧クリ研を責めるべきか、混沌とした状況ですよね。
DAZのJCMは《ヌード表現》を追求した結果であり、それによって服屋が悩まされるのは変な方向だと思いますけどね、僕は。
とりあえず、フィギュアパックどんどん出すよりポーザーの現状においての使われ方を意識したマニュアルを出してくださいよね
開発元から直訳の機能説明じゃなくて今みんながどうやって使っているのか、って情報をね、出来ればワールドワイドな感じでね。
安いソフトだからって、手ェ抜いちゃいけませんよ、イーフロさん。
みんなタダでV3持ってるんだから(笑)と今日も声高らかに辛口。